キャンパーが知っておきたいクマ対策入門
こんにちは〜ぴのこです。

(画像お借りしました。この写真は、写真家でクマに襲われてなくなった星野さんが最後にとった写真と言われているそうですが、偽物の写真ということです)
いや〜、この記事でも書きましたが、この3日間、クマへの恐怖で、すっかりクマに取り憑かれているぴのこです。
このおやすみは、あるキャンプ場に行ってきたのですが(レポは後日アップ)、もうクマが怖くて怖くて、1日早く帰ってきちゃいました(ちが・・)
なんでこんなにクマが怖いか・・・クマについて調べ過ぎたからだ・・と思います。
最近、娘のぴーちゃんに、「ママ!クマクマうるさい。クマについて調べる前のママのほうがよかった・・・」と言われる始末・・

とっちらったぴのこ家のkindle。戦争ものを読む破壊王、クマを調べるぴのこ、リボンの漫画を読むぴーちゃん。
さて、この3日間のリサーチ集大成から、キャンパーが知っておきたいクマ対策!を書いていきましょう。
(1)三毛別羆事件(さんけべつひぐまじけん):
大正時代に起きた悲劇 ヒグマ
1915年12月9日から同14日にかけて、北海道苫前郡苫前村三毛別で発生した、クマの獣害(じゅうがい)としては日本史上最悪の被害を出した事件。
北海道の開拓期、大正時代に起こった事件。
体重340kg、体長2.7mのエゾヒグマが数度にわたり民家を襲った。開拓民7名が死亡、3名が重傷を負った。事件を受けて討伐隊が組織され、問題の熊が射殺されたことで事態は終息。
事件は、冬眠に失敗したいわゆる「穴持たず」が、空腹に凶暴性を増し引き起こした例と思われていた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/三毛別羆事件 (警告:閲覧注意)
こんな怖い話読んだことない・・・
特に男性でも、まったく一人の夜とか、ソロキャンプ時とかに絶対に読まないほうがいい。(まじやで・・)
特にヒグマ(もうこのクマは、人間でいうと通り魔的になっているというか、発狂している)が、獲物に対する執着がすごくて・・・。
被害者の女性の遺体に執着するその様が、本当に恐ろしい・・ これでクマ恐怖症発症(汗)
この話自体は、プジョーでキャンプの奥様aさまより教えてもらいました(同じくクマ恐怖症)
学習ポイント:クマが一度自分の「獲物」と認識したものは、決して奪ってはならない。人間の味を知ったクマは捕獲するまで超危険。
(2)福岡大学ワンダフォーゲル部事件
福岡大学ワンダーフォーゲル部ヒグマ事件は1970年(昭和45年)7月に北海道静内郡静内町(現・日高郡新ひだか町静内高見)の日高山脈カムイエクウチカウシ山で発生した獣害事件。
若い雌のヒグマが登山中の福岡大学ワンダーフォーゲル同好会(のちにワンダーフォーゲル部へ昇格)会員を襲撃し、3名の死者を出した。福岡大学ワンダーフォーゲル同好会ヒグマ襲撃事件、福岡大学ワンゲル部員日高山系遭難事件とも呼ばれる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/福岡大学ワンダーフォーゲル部ヒグマ事件
ポイント:クマと遭遇した際に、下山してればよかった。「獲物」認識した、バッグを奪い返したのがまずかった。部員たちをしつこく追いかけた。
2つの事件のまとめ
*以降、50年間、登山の最中にクマに襲われて死亡した人はいない。
*2つの事件とも、北海道。ヒグマは北海道にしかいない。
本州キャンパーのわれわれは関係ない?いやいや、それが本州には、「ツキノワグマ」がいるのです。
今回の上高地の事件も、ツキノワグマ・・・
(1)南乗鞍クマ襲撃事件
乗鞍岳クマ襲撃事件(のりくらだけクマしゅうげきじけん)は、2009年9月19日に、岐阜県と長野県の県境に位置する乗鞍岳で発生した、野生のツキノワグマによる襲撃事件。観光客として乗鞍岳を訪れていた人々のうち10人が、次々にクマに襲われ、重軽傷を負う惨事に発展した。なお、メディアや文献においては、「事件」ではなく「事故」と表記しているものも多い。
https://ja.wikipedia.org/wiki/乗鞍岳クマ襲撃事件 より
*いきなり人間を襲っており、このような事件は稀。ツキノワグマは、通常非常に臆病だが、このクマは最初から興奮状態であった。
*野生動物の研究者である森元萌弥によると、元々大黒岳にいたクマが人間と出会い、その際に人間が驚いて叫んでしまったため、クマは驚いて大黒岳から逃げ、山を下って魔王岳の登山口付近まで、慌てて移動したのではないかと推測。なお、クマは人間に驚かされると興奮し、人間を敵と捉えてしまう傾向もある。
ポイント:クマに遭遇しても、大きな声を出すなど騒ぐことはしないほうがよい。(といっても、急に出てこられたら声だすよね・・)
(2)十和利山熊襲撃事件
十和利山熊襲撃事件(とわりさん くましゅうげきじけん)とは、2016年 (平成28年) 5月から6月にかけて、秋田県鹿角市十和田大湯(とわだおおゆ)の十和利山山麓で発生した。ツキノワグマがタケノコ採りや山菜採りに来ていた人を襲撃し合わせて4人が死亡、4人が重軽傷を負ったほか、5人がクマを撃退して無傷であった。日本では記録に残るものでは史上3番目の被害を出した獣害事件と言われているほか、本州においてはやはり記録に残るものでは最悪と言える獣害事件である。被害者を襲ったクマや食害したクマを複数確認しており、クマによる襲撃事件では稀なケースである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/十和利山熊襲撃事件#概要より
*ツキノワグマが、人間を襲撃した極めて珍しい事件
ポイント:タケノコ採りに訪れた人間と、ブナの豊作で増えたクマが集中した。
以上4つの事件を紹介した。本州にいるから安全というわけでもないことが、おわかりいただけただろうか。
○音を出す
登山をする方、クマのでる地域でキャンプをする方は、熊鈴をつけて移動したほうが、「ここに人がいるよ」ということを知らせることになり
クマと鉢合わせせずにすみます。
○食べ物やゴミを外に出しておかない(必須)
クマは犬よりも鼻がよく、餌の匂いをかぎつけます。外に、無防備に食材やゴミを出しておかぬよう気をつけましょう。
どの文献をみても、クマに餌付けをしたり、クマがあさりやすいところに食べ物を出しておくことが危険と書かれています。
クマと人間と食べ物という関係を作り出してしまうと危険です。
今回の上高地では、クマがゴミ箱を漁っている動画も公開されており、小梨平キャンプ場に餌があることを学習してしまったことが考えられます。
小梨平のゴミ箱を漁るクマ。このゴミ箱すぐ前に、食堂があって・・人もすごくいる場所なんですよ。
上高地のクマと人間の距離感が近くなっていることが、伺えます。クマや動物とはいつの時代も適度な距離感を持っていることが大事と指摘されています。
北米では、匂いのするものは、プラチックバッグにいれておくなどの対策が取られることが多いそうです。
日本人も、特に自然の深いクマが生息するエリアでするキャンプや登山では、ゴミや食べ物の扱いに注意する必要がありそうです。
今回キャンプして思いましたが、スチベルなどの比較的硬い、簡単にはあかないハードクーラーが匂いもさせず、頑丈でいいしら?と思いました。
クマを刺激しない
○大きな声を出すなど、刺激をせず(大きな声はクマにとってストレスになります)
○後ずさりして(決して背中を見せてはいけない。クマは背中を見せて、逃げていくものを本能的に追ってしまいます)
○距離をとって、離れていく
クマの走るスピードは驚異的に早く、40~50km/時間だそう。ウサイン・ボルトでさえ、34km/時間なので、人間が逃げるので勝つことは無理!
クマが攻撃してきたら・・・
○防御態勢をとる
手を首の後でくんで、頸部を守る。両肘を顔の側面で組んでガードし、地面に腹ばいになる。
通常クマの攻撃は長いあいだは続かないそうなので、短い間人間の急所である、頸部と腹部を守りながらガードする。
○防御態勢をとるまえに、唐辛子成分いりのスプレーを撒く
スプレーの利用では、必ずすぐに取り出せるような位置においておくこと
クマを十分にひきつけた上で、目、鼻などの粘膜を狙ってスプレーする
(事前の練習や、度胸が必要となること、万能ではないことを覚えておく)
というわけで、我が家は一応こちらを購入・・・
あとこれも購入しようか検討中ですが、アレルギー(唐辛子に)のある人間にもすごく効いてしまい鼻水や涙が出るとのこと・・
もう私クマ恐怖症だから、ワイルド系キャンプ場に行くときには・・・、たいておこうかな・・・
○ガン見したり、フラッシュをたいて写真を取ろうとしたりしない
ガン見は、威嚇になるようなので注意が必要です。フラッシュも刺激します。
目を合わせるか合わせないかは、諸説あるようですが、威嚇的に視線をあわせるのはよろしくないようです。
書籍「人を襲うクマ」によると、2004年を皮切りに、隔年でクマ2006年、2010年、2012年、2014年とでているそうで
2020年も偶数年なので、「ツキノワグマ大量出没」の年に該当する可能性があります。
大量出没年には、100名程度が怪我をし、数名が亡くなる。こんなに、ツキノワグマによる人身事故が多い国は世界中どこを見回してもなく、
本州に稀有な事態である。
ツキノワグマの攻撃による人間の死亡率は数%ということで、パニックになる必要はなさそうですが、注意は必要ですね。
本州キャンパーの皆さん、クマに対して意識高い系であってほしいと切に願います。
これも諸説あるようだが、集団で行動する人間を狙うのはよっぽどパニックになったクマ以外は通常はなく
○クマが人間を狙う場合は、単独行動や二人組などの少人数を狙う様子
そういう意味では、グループキャンプでワイワイやっていたほうが狙われにくいということかしら?まあ、こちらはマナーは悪くなりますがね(汗)
あと、こちらもどこかに書いてありましたが、女性や子どもなどを狙いやすいということです。
ということになりますよね。
私、昔からナチュログを拝読していますが、ここに発見。
クマに対して意識高い系のカリスマブロガーが・・・

なにせタイトルからして、少人数ファミリーなので、危機意識が高いです。
ちょっと前では、ふもと村のシカハギに怯え・・・
https://shikushiku.naturum.ne.jp/e2775616.html
クマが出没するけど、ちゃんと対策がとられている無印良品嬬恋キャンプ場でソロキャンプ
過去にもびびってます。 https://shikushiku.naturum.ne.jp/e2912656.html
この経験を積んだ超慎重派キャンパーが、ソロで連泊したことのあるキャンプ場はまず大丈夫でしょう・・たぶん・・・
次回、ぴのこが感じたワイルドキャンプ場&登山での クマ気配・・につづく(嘘かも)
いや〜こんなに怖がるのも、実際クマでこのあたりででるだろうな?と感じたことがあるからなんです!
いや〜怖かったのはここかな・・
キャンパーのみなさんも油断せず・・
クマに対して意識高く、緊張感を持ってくださいませ!
(クマの画像が怖すぎて、画像少なめでお送りしました)
参考文献はこちら
劇団にひきさんは、この6月某キャンプ場で、ニアミス・・・瞬速撤収をされたそうです・・
https://gekidan2.naturum.ne.jp/e3341607.html
とりパパさんも・・水上で出会った模様・・
https://toripapa.naturum.ne.jp/e2166934.html
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(画像お借りしました。この写真は、写真家でクマに襲われてなくなった星野さんが最後にとった写真と言われているそうですが、偽物の写真ということです)
いや〜、この記事でも書きましたが、この3日間、クマへの恐怖で、すっかりクマに取り憑かれているぴのこです。
2020/08/09
このおやすみは、あるキャンプ場に行ってきたのですが(レポは後日アップ)、もうクマが怖くて怖くて、1日早く帰ってきちゃいました(ちが・・)
なんでこんなにクマが怖いか・・・クマについて調べ過ぎたからだ・・と思います。
最近、娘のぴーちゃんに、「ママ!クマクマうるさい。クマについて調べる前のママのほうがよかった・・・」と言われる始末・・

とっちらったぴのこ家のkindle。戦争ものを読む破壊王、クマを調べるぴのこ、リボンの漫画を読むぴーちゃん。
さて、この3日間のリサーチ集大成から、キャンパーが知っておきたいクマ対策!を書いていきましょう。
知っておきたいクマと人間の間に起きた不幸な事件の歴史
(1)三毛別羆事件(さんけべつひぐまじけん):
大正時代に起きた悲劇 ヒグマ
1915年12月9日から同14日にかけて、北海道苫前郡苫前村三毛別で発生した、クマの獣害(じゅうがい)としては日本史上最悪の被害を出した事件。
北海道の開拓期、大正時代に起こった事件。
体重340kg、体長2.7mのエゾヒグマが数度にわたり民家を襲った。開拓民7名が死亡、3名が重傷を負った。事件を受けて討伐隊が組織され、問題の熊が射殺されたことで事態は終息。
事件は、冬眠に失敗したいわゆる「穴持たず」が、空腹に凶暴性を増し引き起こした例と思われていた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/三毛別羆事件 (警告:閲覧注意)
こんな怖い話読んだことない・・・
特に男性でも、まったく一人の夜とか、ソロキャンプ時とかに絶対に読まないほうがいい。(まじやで・・)
特にヒグマ(もうこのクマは、人間でいうと通り魔的になっているというか、発狂している)が、獲物に対する執着がすごくて・・・。
被害者の女性の遺体に執着するその様が、本当に恐ろしい・・ これでクマ恐怖症発症(汗)
この話自体は、プジョーでキャンプの奥様aさまより教えてもらいました(同じくクマ恐怖症)
学習ポイント:クマが一度自分の「獲物」と認識したものは、決して奪ってはならない。人間の味を知ったクマは捕獲するまで超危険。
(2)福岡大学ワンダフォーゲル部事件
福岡大学ワンダーフォーゲル部ヒグマ事件は1970年(昭和45年)7月に北海道静内郡静内町(現・日高郡新ひだか町静内高見)の日高山脈カムイエクウチカウシ山で発生した獣害事件。
若い雌のヒグマが登山中の福岡大学ワンダーフォーゲル同好会(のちにワンダーフォーゲル部へ昇格)会員を襲撃し、3名の死者を出した。福岡大学ワンダーフォーゲル同好会ヒグマ襲撃事件、福岡大学ワンゲル部員日高山系遭難事件とも呼ばれる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/福岡大学ワンダーフォーゲル部ヒグマ事件
ポイント:クマと遭遇した際に、下山してればよかった。「獲物」認識した、バッグを奪い返したのがまずかった。部員たちをしつこく追いかけた。
2つの事件のまとめ
*以降、50年間、登山の最中にクマに襲われて死亡した人はいない。
*2つの事件とも、北海道。ヒグマは北海道にしかいない。
本州キャンパーのわれわれは関係ない?いやいや、それが本州には、「ツキノワグマ」がいるのです。
今回の上高地の事件も、ツキノワグマ・・・
2020/08/09
ツキノワグマが引き起こした事件
(1)南乗鞍クマ襲撃事件
乗鞍岳クマ襲撃事件(のりくらだけクマしゅうげきじけん)は、2009年9月19日に、岐阜県と長野県の県境に位置する乗鞍岳で発生した、野生のツキノワグマによる襲撃事件。観光客として乗鞍岳を訪れていた人々のうち10人が、次々にクマに襲われ、重軽傷を負う惨事に発展した。なお、メディアや文献においては、「事件」ではなく「事故」と表記しているものも多い。
https://ja.wikipedia.org/wiki/乗鞍岳クマ襲撃事件 より
*いきなり人間を襲っており、このような事件は稀。ツキノワグマは、通常非常に臆病だが、このクマは最初から興奮状態であった。
*野生動物の研究者である森元萌弥によると、元々大黒岳にいたクマが人間と出会い、その際に人間が驚いて叫んでしまったため、クマは驚いて大黒岳から逃げ、山を下って魔王岳の登山口付近まで、慌てて移動したのではないかと推測。なお、クマは人間に驚かされると興奮し、人間を敵と捉えてしまう傾向もある。
ポイント:クマに遭遇しても、大きな声を出すなど騒ぐことはしないほうがよい。(といっても、急に出てこられたら声だすよね・・)
(2)十和利山熊襲撃事件
十和利山熊襲撃事件(とわりさん くましゅうげきじけん)とは、2016年 (平成28年) 5月から6月にかけて、秋田県鹿角市十和田大湯(とわだおおゆ)の十和利山山麓で発生した。ツキノワグマがタケノコ採りや山菜採りに来ていた人を襲撃し合わせて4人が死亡、4人が重軽傷を負ったほか、5人がクマを撃退して無傷であった。日本では記録に残るものでは史上3番目の被害を出した獣害事件と言われているほか、本州においてはやはり記録に残るものでは最悪と言える獣害事件である。被害者を襲ったクマや食害したクマを複数確認しており、クマによる襲撃事件では稀なケースである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/十和利山熊襲撃事件#概要より
*ツキノワグマが、人間を襲撃した極めて珍しい事件
ポイント:タケノコ採りに訪れた人間と、ブナの豊作で増えたクマが集中した。
以上4つの事件を紹介した。本州にいるから安全というわけでもないことが、おわかりいただけただろうか。
キャンパーが、クマと出会わないために
○音を出す
登山をする方、クマのでる地域でキャンプをする方は、熊鈴をつけて移動したほうが、「ここに人がいるよ」ということを知らせることになり
クマと鉢合わせせずにすみます。
○食べ物やゴミを外に出しておかない(必須)
クマは犬よりも鼻がよく、餌の匂いをかぎつけます。外に、無防備に食材やゴミを出しておかぬよう気をつけましょう。
どの文献をみても、クマに餌付けをしたり、クマがあさりやすいところに食べ物を出しておくことが危険と書かれています。
クマと人間と食べ物という関係を作り出してしまうと危険です。
今回の上高地では、クマがゴミ箱を漁っている動画も公開されており、小梨平キャンプ場に餌があることを学習してしまったことが考えられます。
小梨平のゴミ箱を漁るクマ。このゴミ箱すぐ前に、食堂があって・・人もすごくいる場所なんですよ。
上高地のクマと人間の距離感が近くなっていることが、伺えます。クマや動物とはいつの時代も適度な距離感を持っていることが大事と指摘されています。
北米では、匂いのするものは、プラチックバッグにいれておくなどの対策が取られることが多いそうです。
日本人も、特に自然の深いクマが生息するエリアでするキャンプや登山では、ゴミや食べ物の扱いに注意する必要がありそうです。
今回キャンプして思いましたが、スチベルなどの比較的硬い、簡単にはあかないハードクーラーが匂いもさせず、頑丈でいいしら?と思いました。
クマと出会ってしまったら・・・
クマを刺激しない
○大きな声を出すなど、刺激をせず(大きな声はクマにとってストレスになります)
○後ずさりして(決して背中を見せてはいけない。クマは背中を見せて、逃げていくものを本能的に追ってしまいます)
○距離をとって、離れていく
クマの走るスピードは驚異的に早く、40~50km/時間だそう。ウサイン・ボルトでさえ、34km/時間なので、人間が逃げるので勝つことは無理!
クマが攻撃してきたら・・・
○防御態勢をとる
手を首の後でくんで、頸部を守る。両肘を顔の側面で組んでガードし、地面に腹ばいになる。
通常クマの攻撃は長いあいだは続かないそうなので、短い間人間の急所である、頸部と腹部を守りながらガードする。
○防御態勢をとるまえに、唐辛子成分いりのスプレーを撒く
スプレーの利用では、必ずすぐに取り出せるような位置においておくこと
クマを十分にひきつけた上で、目、鼻などの粘膜を狙ってスプレーする
(事前の練習や、度胸が必要となること、万能ではないことを覚えておく)
というわけで、我が家は一応こちらを購入・・・
あとこれも購入しようか検討中ですが、アレルギー(唐辛子に)のある人間にもすごく効いてしまい鼻水や涙が出るとのこと・・
もう私クマ恐怖症だから、ワイルド系キャンプ場に行くときには・・・、たいておこうかな・・・
○ガン見したり、フラッシュをたいて写真を取ろうとしたりしない
ガン見は、威嚇になるようなので注意が必要です。フラッシュも刺激します。
目を合わせるか合わせないかは、諸説あるようですが、威嚇的に視線をあわせるのはよろしくないようです。
今年はクマが多くでる年?
書籍「人を襲うクマ」によると、2004年を皮切りに、隔年でクマ2006年、2010年、2012年、2014年とでているそうで
2020年も偶数年なので、「ツキノワグマ大量出没」の年に該当する可能性があります。
大量出没年には、100名程度が怪我をし、数名が亡くなる。こんなに、ツキノワグマによる人身事故が多い国は世界中どこを見回してもなく、
本州に稀有な事態である。
ツキノワグマの攻撃による人間の死亡率は数%ということで、パニックになる必要はなさそうですが、注意は必要ですね。
本州キャンパーの皆さん、クマに対して意識高い系であってほしいと切に願います。
クマが狙うのは単独行動の人間?
これも諸説あるようだが、集団で行動する人間を狙うのはよっぽどパニックになったクマ以外は通常はなく
○クマが人間を狙う場合は、単独行動や二人組などの少人数を狙う様子
そういう意味では、グループキャンプでワイワイやっていたほうが狙われにくいということかしら?まあ、こちらはマナーは悪くなりますがね(汗)
あと、こちらもどこかに書いてありましたが、女性や子どもなどを狙いやすいということです。
では、どこのキャンプ場が安全でしょうか?
ということになりますよね。
私、昔からナチュログを拝読していますが、ここに発見。
クマに対して意識高い系のカリスマブロガーが・・・

なにせタイトルからして、少人数ファミリーなので、危機意識が高いです。
ちょっと前では、ふもと村のシカハギに怯え・・・
https://shikushiku.naturum.ne.jp/e2775616.html
クマが出没するけど、ちゃんと対策がとられている無印良品嬬恋キャンプ場でソロキャンプ
過去にもびびってます。 https://shikushiku.naturum.ne.jp/e2912656.html
この経験を積んだ超慎重派キャンパーが、ソロで連泊したことのあるキャンプ場はまず大丈夫でしょう・・たぶん・・・
次回、ぴのこが感じたワイルドキャンプ場&登山での クマ気配・・につづく(嘘かも)
いや〜こんなに怖がるのも、実際クマでこのあたりででるだろうな?と感じたことがあるからなんです!
いや〜怖かったのはここかな・・
2017/07/24
2017/07/18
2017/07/20
キャンパーのみなさんも油断せず・・
クマに対して意識高く、緊張感を持ってくださいませ!
(クマの画像が怖すぎて、画像少なめでお送りしました)
参考文献はこちら
追記:ナチュブロガーのクマ遭遇&ニアミス事件
劇団にひきさんは、この6月某キャンプ場で、ニアミス・・・瞬速撤収をされたそうです・・
https://gekidan2.naturum.ne.jp/e3341607.html
とりパパさんも・・水上で出会った模様・・
https://toripapa.naturum.ne.jp/e2166934.html
*ツイッター&インスタやってます。気軽にフォローお願いします。右サイドバーにアイコンあります。
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コメント
ピノコさんこんにちは!
先日の上高地の一件は衝撃でしたね汗
なめたらいかんなぁと改めて感じたしだいです。
熊の事って調べると調べただけ怖い話が
出てくるので調べなきゃよかった…になるのを身をもって経験してます
記事中にもある三毛別の話は昨年北海道に行く前に復習した事を
大いに後悔したものでした汗
確率論から言うと事件としてものすごく多いとか
しょっ中ウロついているということでもないので
予兆を見逃さないだとか注意喚起を素直に認めるなどの
当たり前の行動が必須のように考えています。
コロナの死者よりも餅を喉に詰まらせて死亡する人の方が
多いから今年は餅を自粛しよう…そういう事に近いのかも知れませんが
油断せず、いざという時をいつも考えて護身道具を欠かさず
携帯しておくというのは有効に思います^^
1、2年前でしたか?70代の男性が熊に襲われ
素手で戦い蹴り一発で追い返したという話もありますので…。
先日の上高地の一件は衝撃でしたね汗
なめたらいかんなぁと改めて感じたしだいです。
熊の事って調べると調べただけ怖い話が
出てくるので調べなきゃよかった…になるのを身をもって経験してます
記事中にもある三毛別の話は昨年北海道に行く前に復習した事を
大いに後悔したものでした汗
確率論から言うと事件としてものすごく多いとか
しょっ中ウロついているということでもないので
予兆を見逃さないだとか注意喚起を素直に認めるなどの
当たり前の行動が必須のように考えています。
コロナの死者よりも餅を喉に詰まらせて死亡する人の方が
多いから今年は餅を自粛しよう…そういう事に近いのかも知れませんが
油断せず、いざという時をいつも考えて護身道具を欠かさず
携帯しておくというのは有効に思います^^
1、2年前でしたか?70代の男性が熊に襲われ
素手で戦い蹴り一発で追い返したという話もありますので…。
トップのクマの画像、やばいですね((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
実際にあんな風になったら人生終わります(汗)
たまにキャンプ場にクマ注意の看板があったりするとちょっとビビりますが、遭遇しないためにも備えは大切ですね!
私も武井壮ばりに脳内で戦い方をイメトレしてます(笑)
とりあえず、急所の鼻を狙って右ストレート・・で勝てるわけもないので、スプレーとか忌避剤はこれからのキャンプには必需品になるかもしれないですね〜
実際にあんな風になったら人生終わります(汗)
たまにキャンプ場にクマ注意の看板があったりするとちょっとビビりますが、遭遇しないためにも備えは大切ですね!
私も武井壮ばりに脳内で戦い方をイメトレしてます(笑)
とりあえず、急所の鼻を狙って右ストレート・・で勝てるわけもないので、スプレーとか忌避剤はこれからのキャンプには必需品になるかもしれないですね〜
劇団にひきさん
こんにちは〜
にひきさん、最近遭遇しかけたんですね・・・がくがく・・・ぶるぶる
リンク貼らせていただきたいと思います・・
ビッグフット?でしたか、映画も怖そうだわ〜 もう振り切るために見るべきか・・
予兆を見過ごさないことですよね。今年はツキノワグマが増加しているのに、コロナで人が減ったというのがあるのでしょうかね・・ ちょっと慎重にいきたいところですね。
戦うには諸説ありますよね・・・わたしは死んだふり戦法でいこうと思います・
こんにちは〜
にひきさん、最近遭遇しかけたんですね・・・がくがく・・・ぶるぶる
リンク貼らせていただきたいと思います・・
ビッグフット?でしたか、映画も怖そうだわ〜 もう振り切るために見るべきか・・
予兆を見過ごさないことですよね。今年はツキノワグマが増加しているのに、コロナで人が減ったというのがあるのでしょうかね・・ ちょっと慎重にいきたいところですね。
戦うには諸説ありますよね・・・わたしは死んだふり戦法でいこうと思います・
miniパパさん
こんにちは〜
いや〜コワイですよね。自分で書いといてなんですが・・恐ろしい・・・がくぶる
ヒグマは200kg、ツキノワグマはオスで60~100kgくらいらしく、ツキノワグマは意外に小さいようですが・・・爪や俊敏さがやばいですよ。突進してきたらコワイだろうな〜
護身術ならおうかな・・
熊鈴とクマスプレーは持っておいたほうがよさそうですよね。
こんにちは〜
いや〜コワイですよね。自分で書いといてなんですが・・恐ろしい・・・がくぶる
ヒグマは200kg、ツキノワグマはオスで60~100kgくらいらしく、ツキノワグマは意外に小さいようですが・・・爪や俊敏さがやばいですよ。突進してきたらコワイだろうな〜
護身術ならおうかな・・
熊鈴とクマスプレーは持っておいたほうがよさそうですよね。
しくさんは、クマに対して意識高い系だと、私も思っていましたが、
釣りとクマだと釣りが勝つようです(爆)
以前しくさんと釣りに出たら、熊鈴の音で魚が逃げる事の方を気にされてました(爆々)
道志にはいないという盲信かと思いきや、
女の子がいなくなった椿荘の事件で、
捜索ボランティアの男性がクマに襲われてましたね。
クマスプレー、何故かめっちゃ高いですよね。
うーん・・・でも・・買っとくか(爆)
釣りとクマだと釣りが勝つようです(爆)
以前しくさんと釣りに出たら、熊鈴の音で魚が逃げる事の方を気にされてました(爆々)
道志にはいないという盲信かと思いきや、
女の子がいなくなった椿荘の事件で、
捜索ボランティアの男性がクマに襲われてましたね。
クマスプレー、何故かめっちゃ高いですよね。
うーん・・・でも・・買っとくか(爆)
こんにちは♪
続報お待ちしてました笑
怖すぎてリンクを開くのはやめておきました(爆)
前にマタギのブログを読み込んでたんですが、熊鈴は効かないと書いてあったので実はちょっと疑っています。
熊鈴は逆に人間が1人でいると教えるものだからと。(マタギ特有の発想かも)
ラジオで特に複数人の人間がしゃべってるっていうのがたくさん人がいる風になるので熊よけになると言ってました。
クマ撃退グッズの使い方とか注意点とか書いてあったのですが、そのマタギのブログがお気に入りにいれてなかったのか見つからずに困っています(^_^;)
続報お待ちしてました笑
怖すぎてリンクを開くのはやめておきました(爆)
前にマタギのブログを読み込んでたんですが、熊鈴は効かないと書いてあったので実はちょっと疑っています。
熊鈴は逆に人間が1人でいると教えるものだからと。(マタギ特有の発想かも)
ラジオで特に複数人の人間がしゃべってるっていうのがたくさん人がいる風になるので熊よけになると言ってました。
クマ撃退グッズの使い方とか注意点とか書いてあったのですが、そのマタギのブログがお気に入りにいれてなかったのか見つからずに困っています(^_^;)
こんにちは。
三毛別の熊事件の話はうちの相方もよくしていて、それ聞くと本気でヒグマとは遭遇したくないと思いますよね。
唐辛子スプレー買おうか?と最近うちでも話題になっています。
熊とばったり出会った時にどう行動するか。
いざという時のために日頃からイメトレしておいた方が良さそうですね(^^;;
三毛別の熊事件の話はうちの相方もよくしていて、それ聞くと本気でヒグマとは遭遇したくないと思いますよね。
唐辛子スプレー買おうか?と最近うちでも話題になっています。
熊とばったり出会った時にどう行動するか。
いざという時のために日頃からイメトレしておいた方が良さそうですね(^^;;
ジュウシンさん
こんにちは〜
しくさん、くま意識高い系ですよね。「隣のツキノワグマ」を読むよう勧められました。写真集のようです。
釣り人と、くまさんは結構活動時間帯と、場所が似ているようなので、遭遇することももしかするとあるかもしれませんね。
たいていの場合はゆっくり距離を取れば大丈夫そうですが、万が一襲って来るときには、くまスプレーをかけると、それ以降は攻撃してこなくなるようです。うちは上の白いのが届きました。ジュウシンさんの、ふれあいの森、くまを心配されてましたね。
こんにちは〜
しくさん、くま意識高い系ですよね。「隣のツキノワグマ」を読むよう勧められました。写真集のようです。
釣り人と、くまさんは結構活動時間帯と、場所が似ているようなので、遭遇することももしかするとあるかもしれませんね。
たいていの場合はゆっくり距離を取れば大丈夫そうですが、万が一襲って来るときには、くまスプレーをかけると、それ以降は攻撃してこなくなるようです。うちは上の白いのが届きました。ジュウシンさんの、ふれあいの森、くまを心配されてましたね。
harukabiyoriさん
こんにちは〜
マタギのブログを読み込む・・それまた、独特の悟りがありそうですが・・
ここに書いたのはごくごく一般的?な対応のようです。どうやら、雌熊が子育て中で威嚇として攻撃(不安がりつつ)してくる場合、と雄熊がまじでアタックしてくる場合があるようで、雌熊の場合は距離をとるでOKでまじアタックには、本気でくまスプレーかけて撃退あるいは何でもいいから急所をねらって、戦うしかない・・と、破壊王との昨日のくま対策会議・・では、到達しました。あと、狙う場合は、1人や女性、二人などの少人数を狙うようです。
昨日、にひきさんがトラウマになった、ブラックフットみてしまいました・・
こんにちは〜
マタギのブログを読み込む・・それまた、独特の悟りがありそうですが・・
ここに書いたのはごくごく一般的?な対応のようです。どうやら、雌熊が子育て中で威嚇として攻撃(不安がりつつ)してくる場合、と雄熊がまじでアタックしてくる場合があるようで、雌熊の場合は距離をとるでOKでまじアタックには、本気でくまスプレーかけて撃退あるいは何でもいいから急所をねらって、戦うしかない・・と、破壊王との昨日のくま対策会議・・では、到達しました。あと、狙う場合は、1人や女性、二人などの少人数を狙うようです。
昨日、にひきさんがトラウマになった、ブラックフットみてしまいました・・
こじさん
こんにちは〜
昨日ブラックフットっていう映画をみて、いや〜アメリカ版ツキノワグマがキャンパーを追いかけて襲う話ですが、このトップ画はおそらくブラックフットの映画の一コマかも?テントが同じっぽい。
とりあえず襲う前に偵察にくるんですけど、テントに鼻を押し当てて・・それが怖かった〜 三毛別の話はあれはちょっと怖すぎて、むしろこっちのブラックフットみてそういうことね・・みたいな。。これだけ予兆があったあとに、テリトリーに入ると襲われるのね・・っていうのが明快になり、予防教育によさそうです・・がトラウマレベルの描写もありR12なので、息子さんには早すぎます。
こんにちは〜
昨日ブラックフットっていう映画をみて、いや〜アメリカ版ツキノワグマがキャンパーを追いかけて襲う話ですが、このトップ画はおそらくブラックフットの映画の一コマかも?テントが同じっぽい。
とりあえず襲う前に偵察にくるんですけど、テントに鼻を押し当てて・・それが怖かった〜 三毛別の話はあれはちょっと怖すぎて、むしろこっちのブラックフットみてそういうことね・・みたいな。。これだけ予兆があったあとに、テリトリーに入ると襲われるのね・・っていうのが明快になり、予防教育によさそうです・・がトラウマレベルの描写もありR12なので、息子さんには早すぎます。
こんにちは(・ω・)オヒサシブリデス
昨年は徒歩圏内でクマ出没情報があったいたちですヽ(`・ω・´)ゝ✧
ま、それはそれとしてキャンプは自然の中の一部を間借りして楽しむので、野生動物との遭遇確率もあがりますよね
正しく恐れて対策は万全にしておくに越したことはないと思います
いたちの娘はキャラクターとしてクマが大好きなので、その夢を壊さずにリアルな恐ろしさを伝えるのにはどうしようかと悩みます(笑
昨年は徒歩圏内でクマ出没情報があったいたちですヽ(`・ω・´)ゝ✧
ま、それはそれとしてキャンプは自然の中の一部を間借りして楽しむので、野生動物との遭遇確率もあがりますよね
正しく恐れて対策は万全にしておくに越したことはないと思います
いたちの娘はキャラクターとしてクマが大好きなので、その夢を壊さずにリアルな恐ろしさを伝えるのにはどうしようかと悩みます(笑
いたちさん
こんばんは〜
ええーー 徒歩圏内とは・・注意が必要ですね。クマスプレー!
うちのぴーちゃんも全然怖がらないです・・ もうちょっと緊張感を持ってほしいのですが、
さすがにあの映画R12なのでトラウマになるだろうし・・
やっぱり三毛別の話を、マイルドにして伝えるのが一番効くかな?
こんばんは〜
ええーー 徒歩圏内とは・・注意が必要ですね。クマスプレー!
うちのぴーちゃんも全然怖がらないです・・ もうちょっと緊張感を持ってほしいのですが、
さすがにあの映画R12なのでトラウマになるだろうし・・
やっぱり三毛別の話を、マイルドにして伝えるのが一番効くかな?
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